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空間精度測定・補正サービス

機械の癖と片付けられ場当たり的な対処をされやすい、機械精度由来の加工不良。
空間精度研究所は、空間精度測定を始めとする独自の精度測定技術を通して、加工精度の改善をサポートします。

サービスの特徴

空間精度の可視化

お手元の工作機械の精度検査証明書をご覧いただくと、21成分の運動誤差が記載されています。 しかし、運動誤差は相互に作用しあうため、運動精度から実際の工具先端点の位置偏差をイメージすることは容易ではありません。 測定機器で計測した誤差から計算された空間精度誤差マップを活用すれば、 加工領域全体にわたって精度分布を可視化し、工具先端に生じる誤差を視覚的に把握することが可能です。

加工精度の可視化

さらに加工情報をご提供いただくことで、任意ワークの加工精度を直接評価できます。

加工効率の改善

特許取得済み技術に基づく独自アルゴリズムを用いて算出した補正パラメータを工作機械に取り込むことで、 機械の加工精度を向上させます。 加工精度の可視化・改善による計測工程の削減と手戻りの抑制が期待でき、 熟練者のノウハウに頼るしかなかった補正作業を数値化することで、作業の平準化・効率化が可能です。

より詳しく: 事例紹介 工作機械によっては、別途NCオプションが必要となります。

空間精度とは

従来、工作機械の精度評価には、直線位置決め精度・真直度精度といった、いわゆる運動精度が用いられてきました。 運動精度測定はISO230-1やJIS B 6190-1に規定があり、多くの工作機械メーカーが出荷前の精度検査に利用しています。 しかし、運動誤差は相互に作用しあうため、運動精度から実際の工具先端点の位置偏差をイメージすることは容易ではありません。

そこで、工具先端点の位置ごとの3次元的な位置偏差を直接評価する、空間精度という考え方が登場しました。 当社は測定と数学モデルによって空間精度を製造現場に実装することで、製造現場の加工精度と生産性の向上を図り、 工作機械を使用する幅広いユーザーの競争力を高めます。

<従来の誤差測定>
各軸(送り系)の誤差を別々に測定。品質管理のための測定すなわち各軸の誤差が公差内に収まっていることの確認が主な目的
<空間精度測定>
加工領域全体で任意の位置における工具先端の3次元位置誤差を評価。工作機械へフィードバックすることで加工精度の向上が可能

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DMG森精機セールスアンドサービス株式会社